少し前になりますがこんな記事がありました。
PHPはここのところかなりシェアが伸びている開発言語だと思います。
個人的な感覚だと、Perl、Ruby、Java等といった言語のいいとこどりををしたのがPHPという感じです。
それぞれの言語にはそれぞれ得意とする部分があって、逆にいうと何かしら苦手な部分を持っていると思うのですがPHPは大体どんな部分もそつなくこなすという印象です。
まああえて弱点をあげるならスコープやらstrictなどに違和感があったりするのですが、それでもそういった部分を補うには十分な、他の言語の良い部分もしくは他の言語にはない良い部分を持っていると思います。
特に実装されている関数の多さは開発者の工数を随分と減らしたのではないでしょうか。
バージョン5以降はオブジェクト指向にも力が入れられているので、それによりフレームワークも随分と充実してきており、大規模な開発も可能になってきたと思います。
さて本題についてですが、
TechCrunchより引用
この人員削減は、身売りに備えたおめかしの可能性がある。2006年にはOracleが買いたがって、価格は$100M(1億ドル)〜$200M(2億ドル)と言われた。今でも関心があるかもしれない。IBMはすでにZendの戦略パートナーだが、やはり興味を持っている可能性がある。
別のパートナーであるMicrosoftは、すでにZendをWindows Serverに組み込んでいる。Zendのおかげで、.Netを使いたくないプログラマーはPHPを使ってWindows Serverで走るアプリケーションを開発することができる。MicrosoftがYahooを買収することがあれば、YahooにはPHPアプリが大量にあるので、いよいよZendを引き取る意味が出てくる。
MSがZendを買いたがるのはやはり今後もウェブが中心になっていくだろうと考えた結果なんでしょうね。
Yahooを買収したくてしょうがないのも上記引用通りなのではないでしょうか。
もちろん、検索サイトとしてのYahooも、MSNと融合させてなんやかんやしたいってのもあるんでしょうけど。
MSの時期OSであるWindows7のカーネルがVISTAのカーネルの改良版であることが明らかになった今、個人的にはWindows7に新しい期待はできません。。
各分野で「仮想化」というワードがかなり使われるようになってきており、実際にソフトウェアやネットワーク技術などにも「仮想化」が実装されてきています。
そいうった背景の上で、ZendやYahooなどの技術を盛り込んだ、例えば「ウェブを基盤にしたようなOS」が出たらおもしろいなあと思っています。
じゃあ具体的にどんなの?って聞かれるとなんとも答えられませんが・・・(笑)