創るmetaboy Zoho Creator:オンラインDBアプリケーション、SaaS本格体験だ ・・・ 【SaaS】
機能の利用制限等を設けて、ハイクオリティで尚且つすごい数のウェブアプリケーションを利用する事ができます。
その中の幾つかのコンテンツを実際に利用してみたのですが、正直これはちょっとやばいんじゃないかと思うほどのクオリティの高さでした。
その事とちょうどシンクロするIT記事があったので、合わせて無料コンテンツについて思うことを書きたいと思います。
“タダが当たり前”の時代、コンテンツ産業に起死回生の魔法はあるか
ITmediaの記事のほんの一部のみの引用ですが、それなりに思うことがあります。
コンテンツ産業を取り巻く環境が厳しさを増している。無料で楽しめるコンテンツがネットにあふれ、「コンテンツはタダ」と考える人も増えている。
続けて、下の画像はZOHOのオンライン表計算を実際に使ってみたところです。
ぱっとみで、機能の満載さがわかると思います。
しかも無料アカウントでかなりの程度まで普通に使えてしまいます。
使う側からしてみれば本当にすばらしいコンテンツだなぁと。
でも、最近は無料で使えるコンテンツのクオリティが高すぎると思いませんか?
この現実は有料コンテンツを作る側のハードルを確実に上げてしまっている気がします。
1つ、無料ですごいサイトが世に出てしまうと、同じ分野で同じクオリティの有料サイトは非常に成立しにくくなりますし、高いクオリティの無料サイトと競い合うような、別の無料サイトも生まれにくいのではないでしょうか。
利用する側からすれば、そりゃ無料でクオリティが高いに越した事はありませんが、サイトを構築する事で生計を立てている人たちもいるわけです。
そういった人たちが生活していくにはかなり厳しい世の中になってきたなぁと、簡単に肌で感じることができてしまうようになりました。
同時にこの現象は、ハイクオリティなコンテンツの存続の危機なのでは?とも思っています。
ハイクオリティなコンテンツを生産する能力がある人がいたとしても、その人が生活していかれなければ物は生まれてきませんよね・・・。
オープンソースのプロジェクトに参加している人だって、当然別の事で生計を立てているわけで、その別の事が有料サイト構築だったとするじゃないですか。
ハイクオリティな無料サイトが当たり前の世界になれば、その人の仕事も少なくなり生活も苦しくなるかもしれないわけで、オープンソースプロジェクトへの参加ももしかしたらやめてしまうかもしれません。
ですのでこういった現象が原因で、有志が集まって無償で行っている様々な事にも色々な影響が出てくる可能性だってありうると思います。
コンテンツに対する考え方は色々あると思います。
私の考えはもしかしたらもう古いのかもしれませんが、それでも私はコンテンツの価値はある一定のレベル以上は有償であるべきだと思っています。
「一定のレベル以上」
ここも人によって差があるかもしれませんね。
無料コンテンツがいけないというわけではないですが、あまりにハイクオリティな無料サイトを見てしまうと、無料と有料の間に引かれる「境界線の位置」についてそろそろ見直されなければいけない時期なのでは?と思ってしまいます。
そうですね。
わたしも数あるフリーソフトを見ると
クラクラします。
なんでも今は金銭に換算しているのに
ソフトの世界はどうなっているのか
よくわからないです。
わたしもお金は払いたいほうです。意外ですが…。笑
無料もありがたいのですが、
わたしが今使っているお絵かきソフトは
安いものを組み合わせていますが、有料ソフトです。
アメーバーブログも今度有料版が出るらしいので
有料バージョンにしようかと思ってます。
そのほうがいろいろ困ったときはサポートしてもらえる気がするし…。
それでも使いにくかったらまた別の有料ブログを探そうかと思っています。
(あれこれ使ったあとで比較するとseesaaとかFC2もよかったですよね←ちょっと後悔中)
trackbackありがとうございました。
本当に最近凄いですね。
vector なんかを覘いてみても
昔から凄い技術で創られた優秀な
フリーソフトを見ますよね。
なんでこんなに凄いの無料?って
随分昔から感じておりました。
ただ、ここまでオープンソースも広まり
多彩な無料ソフトウェアやサービスが
当たり前になってくると、利用者は
逆に価格ではなく、サービスや信頼性
を求めてくるかな、と。
それとGoogleのChromeでも感じましたが
実際に利用する環境や条件でしょうか?
ZOHO 確かに凄いのですが、
仲間や取引先とやりとりするには
やはりExcelやPowerpoint利用して
しまいますからね。
とはいえ、
面白くもあり、少し不安でもあり
(私も、創ることで生活しているので)
この先、どうなるのでしょうね。
コンテンツの無料化については、本当にいろいろ考えさせられます。コンテンツの無料化もそうですが、やはりサイトなども含め、それなりに簡単に誰でもできるようになってしまった…という感はあります。
個人で凝った人がハイクオリティを出せる。しかも無料で提供。
共有という言葉で価値の下落が進んでるような・・。
うーん、難しいですね。
確かにそうですね。
サポートで有料・無料の差別化を図るというものがかなり増えていますね。
うーん、でも私はやっぱり有料ならサポートは当たり前というのが大前提で、
尚且つ、無料と有料との「機能差」を明確につけてほしいと思いますし
ユーザがそのサービスはどんなものなのか把握できる程度の辺りで
有料・無料の境界線を引いてほしいなぁと思います。
>> metaboyさん
ZOHOがあまりに衝撃的だったのでトラバさせていただきました^^
Vectorにあるソフトも今までに相当利用させていただいたのですが、
8割、9割はフリーウェアですよね。
フリーウェアはやはり個人製作が多く趣味の範囲で作られているものが
ほとんどのような気がします。(たまにものすごいものもありますが^^;)
「かゆい所に手が届いてこのソフト以外のソフトではやりたいことが出来ない」
というようなソフトはやっぱり大半は企業が作っていて
シェアウェアであることが多い気がします。
>逆に価格ではなく、サービスや信頼性を求めてくるかな、と。
確かに世の中はそういった傾向になりつつありますよね。
ただ、昔からある有料ソフトや有料サイトにサービスや信頼性がないかと言えば
決してそんなことはないと思うのですよね。
サービスや信頼性で競い合って対価を得ることはもちろんいいと思うのですが、
無料で使える範囲を越えた所に対価を払った上での土俵で
それらを競い合ってほしいなぁと思うんです。
>> sevenさん
わざわざ訪問していただきコメントまで残していただいて
ありがとうございます m(_ _)m
>それなりに簡単に誰でもできるようになってしまった
本当にそうですよね。
誰にでも作る事ができる部分というのは無料で提供せざるをえないでしょうね。
でも誰にでもできるわけではない技術的な部分でユーザが有用だと感じる事であれば
その部分は有料であっていいんじゃないかなぁと。。
>価値の下落
これもユーザが満足するレベルが上がっているので仕方ない事なのだと思います。
ただやはり0円と100円では全く意味が違うわけで、
機能提供への対価が、10000円が100円になっても仕方ないかもしれないけど
0円になってはいけないんじゃないか、と思うんです。
いつもとっても役に立つ情報ありがとうございます。
無料はありがたいなぁ…
作るほうは大変だろうけど
無料は確かに使う側からすればありがたいんですけどね。。
その流れに歯止めをかけようとしている動きもボチボチ出てきているようです。
「タダが当たり前」の時代は終わる? カフェスタが「お金払って」と呼び掛けた理由
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/15/news046.html
こういう方向にいってくれればいいなぁと私は思っています。
今のフリーソフトは凄いですよね。
葵もGIMPという
フリーのグラフィックツール
を、使用していますが、
プラグインも豊富で重宝しています。
高価なPhotoshop
を購入するより、とりあえずは
GIMPがあればなんとかなっています。
確かに無料と有料の境界線が見えにくくなっていますね。
無料はあくまでも次へのステップとして、わたしは無料で使えるものと、有料ソフトを組み合わせて使ってますけど…トモヒロさんの記事を見てたら、いろいろ考えさせられる部分もありますね^^
GIMP、すごいですよね、アレ。
無償で提供されているものを作っている有志の人達が少なくなればああいったフリーウェアもなくなってしまうかもしれませんね。。
デジタルの世界も、世に言う”ものづくり”の世界と同じですからね。
何を作るにも労力はかかっていることを忘れてはいけないと思います。
>> 愛美さん
>無料と有料の境界線が見えにくくなっていますね。
ほんとそうですよね。
使う側は、作って提供する側の意思に従っているのですから、使う側の意識がどう変わっていくかは提供する側次第なのではと思います。