2008年07月14日

DebianGNU/Linux3.1構築 - Apache2

DebianGNU/Linux3.1構築 備忘録

からの記事となります。


1.Debianインストール+ウイルス対策
2.NTP
3.FTP
4.SSH
5.Apache2
6.MYSQL5
7.PHP5
8.PHPとMYSQLの連携


この記事は5になります。




いよいよWEBサーバの設定だ。


まずはインストール


# aptitude install apache2




表示の確認


ブラウザで、

http://サーバ名もしくはIPアドレス/

へアクセスし、apacheの初期画面が出てくればOK。



DebianはRedhatと設定ファイル構成が違う


httpd.confファイルは存在するがダミーっぽい。
apache2.confとsites-available/の中のdefaultをコピーしたファイルで設定するようだ。



apache2.confの設定


# vi /etc/apache2/apache2.conf


開いた先頭行に、

ServerName サーバ名


を追加する。

ディレクトリインデックスファイル名にindex.htmと一応index.php3も追加しておく。
#DirectoryIndex index.html index.cgi index.pl index.php index.xhtml
DirectoryIndex index.html index.htm index.cgi index.pl index.php index.php3 index.xhtml


デフォルトキャラセットの設定
#AddDefaultCharset ISO-8859-1
AddDefaultCharset off


後でPHPを入れるので
#AddType application/x-httpd-php .php
#AddType application/x-httpd-php-source .phps

この2行のコメントを外す


こんな感じでapache2.confの設定終わり。



sites-available/の下のdefaultを編集


sites-available/の下のdefaultをコピーして好きな名前を付けてそれを編集する。
これはデフォルト設定にいつでも簡単に戻せる為かなぁ。
# cd /etc/apache2/sites-available/
# cp default hogehoge
# vi hogehoge


コメントを外して自分の設定に。
#ServerAdmin webmaster@localhost
ServerAdmin hoge@localhost


ドキュメントルートを変えたい場合は変更をかける。
#DocumentRoot /var/www/
DocumentRoot /var/www/html/


#<Directory /var/www/>
<Directory /var/www/html/>



ディレクトリ内にインデックスファイルがない場合中身が丸見えになってしまうので、見えないようにする。

タグ内の
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
のIndexesにハイフンをつけて-Indexesとする

Options -Indexes FollowSymLinks MultiViews



ルートがリダイレクトしないように

RedirectMatch ^/$ /apache2-default/

をコメントアウト

#RedirectMatch ^/$ /apache2-default/



こんな感じで設定終了。



サイト定義ファイルの有効化


最初はdefaultファイルを使用するようにリンクが貼られているようなのでまずはそれを破棄する。
# a2dissite default


先程設定したhogehogeファイルにリンクを貼りそれを読み込むように設定する
# a2ensite hogehoge


ドキュメントルートを作成
# mkdir /var/www/html


データなどをUPするユーザを所有者にする
# chown user /var/www/html


apache2を再起動
# /etc/init.d/apache2 restart



これで先程ブラウザで開いたページ

http://サーバ名もしくはIPアドレス/

をもう一度開いてみると

Forbidden
You don't have permission to access / on this server.
apacheのバージョン等


となり、表示されないようになる。



apacheのバージョン等も非表示にしたい場合


apache2.confを開き最終行にでも
ServerTokens ProductOnly
ServerSignature Off


と記述してapache2を再起動すればOK。

Redhatと違うので少し心配だったが設定自体は何の事はなかった。

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posted by トモヒロ | Comment(0) | TrackBack(1) | Linux
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